夢とか努力とかやりたいこととか
生きていてこの言葉に出会わない人はいないだろう。
「夢をもって努力しなさい」
「夢じゃない目標と言い換えなさい。そして努力しなさい」
「やりたいことをみつけて努力しなさい」
と大人はいう。
ものすごく勝手すぎる言葉だと思う。
それは大概が「学生までの話」で終わるからだ。
社会人になれば「働きなさい」「あなたの為を思っていってるのよ」「将来のことをよく考えなさい」
と言葉を変え子どもに放り投げる。
大人は何をしてほしいんだ。
放り投げて「自立」させるのが目的だろう。
「自立」。
この言葉はいいことだと思う。
俺にとっての「自立」とは、
「自分で進む道を選択出来てきること」だ。
「自由」とも似通った意味を持っていると考える。
だから、自立してほしいなら我々大人が様々な世界を見せることが重要だと考える。
幼稚園・学校・会社・趣味の世界だけがすべてではないことを示し子ども自身に多くの選択肢を与えることが大人の役目だと最近思っている。
やりたいことが分からない。
大いに結構だ。
選択肢が多すぎて選べない。
大いに結構だ。
そこには「選択肢の多い小ない」の違いだけだと思う。
様々な経験をさせ自分と向き合わせる。
「あっ、これかな」で初めてもいいと思う。
やりたいことが多すぎる。
すべてやればいい。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」私はこの言葉が大嫌いだ。
今現在、4つのことを並行してやっていて結果がどうなるのかわからないが「やりたいことはやりたい。」
それでいいじゃないかと思う。
そして「夢・努力」という大人がいう言葉はあまり信用していない。
それを語る大人が全く幸せそうではないからだ。
「仕事やだ。大人の世界はなと説教を始める」
その言葉よりも、
夢→ 興味があること・やりたいこと・鳥肌が立つこと・感動すること・面白いこと
努力→ 繰り返すこと・習慣づけること
と説明してほしかった。
これは私の独断と偏見でしかないが、もっと具体的な言葉で私を導いてほしかった。
子どもの頃、「こんな大人になりたくないな」と思っていた自分に今なっていないだろうかと自問自答している。